mokilta

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

クリスマスは例年通り私の実家に家族みんなが集まって過ごしました。

今年の冬は雪が少ないです。もうすこし雪があると景色が明るくなって良かったのですが、北極に近いフィンランドでは、ヘルシンキでも冬はお日様がほとんど昇らず、毎日毎日暗くて、ホワイトクリスマスではなくグレークリスマスでした。

部屋の中はキャンドルや子供たちの笑い声でほっとするんですけどね。

クリスマスは、そんな感じでいつも通り穏やかに過ぎたのですが、その後冬の嵐が続けて到来。サマーコテージが心配で、様子を見に出かけました。幸いなことにコテージにダメージは無く、かわりに美しい夕日の写真を撮ることができました。

写真では分かりにくいかも知れませんが、完全に凍てついた湖に、雪が一片も無く、夕日を受けて薄紫に輝いていました。

冬のフィンランドの名物といっても良いのが、凍った湖や川の上をスキーを履いて行き交う人たち。そのぐらい、私たちにとっては凍った湖には雪が付き物なので、夕日で輝く冬の湖は、珍しい一枚なのでした。

日本でも待機児童問題がニュースでたびたび取り上げられているようですが、ここフィンランドでも大きな問題なんです。そして我がAarneも例にもれず6ヶ月の間、待機児童でした。

でも、ようやく来年から近くの幼稚園に空きができて通えることになりました。

そこは大きな幼稚園の分園のようなところなんですが、なにせ全児童20人!見学に行った時も、アットホームな雰囲気の中、子供たちがのびのびと遊んでいたのがほんとうに良かったんです。

他にも本物の木をふんだんに使った校舎や先生達の教育方針なんかもポイントが高いところでしたが、なにせ家から近い。私たちの住んでいるエリアは新しく建てられた家が多く、若い夫婦が多いので子供の数が多いんです。6ヶ月待ちで入れたのは本当にラッキーでした。

週3日で、一日5時間の保育(フィンランドでは幼稚園としてはこんなもんです)。仕事に復帰するまでは専業主婦なので、のんびり通って行いきたいと思います。

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Siiriの誕生祝にいただいたウールの赤いブーツ。

そういえば、私が小さい頃はみんな持ってたっけ。今ではちょっと珍しい。

はやくこのブーツでお散歩できるようになーれ。

久しぶりの更新なのに、切ないタイトルで失礼しました。

ここヘルシンキでは一年でもっともどんよりとしたシーズンを迎えています。

来月になればクリスマスシーズンということでもう少し明るい雰囲気になるんですが、旅行者にとってはあまり面白くない時期のフィンランドかもしれません。

でも私個人的としては、この季節も好きなもの。日中はわずかですが日の光が射すし、わずかだからこその美しさがあります。戸外を楽しむ人の数が少ないから、Siiriを連れて散歩をしていても、とても穏やかな自然を満喫できるのです。

私達のお気に入りの散歩コースは、家の近くであるArabianranta地区の散策。

浜辺でも初雪を待ちわびる風情アリ。

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長らく更新を怠ってしまいました。パソコンを立ち上げる!それだけがこんなに難しいとは・・・。

でもようやく生活も落ち着いてきました。(タイトルはそういう意味です。)

今はVesaがAarneを街までサーカスを観に連れて行ってくれているので、ベビーと二人きり。授乳間隔もちょっとあいてきたし、少しはまとまって寝てくれるようになってきたので、ほーっと一息です。

ベビーちゃんの名前はSiiriです。よろしくお願いします。

写真で着ているSiiriちゃんの服は、日本の友人から送ってもらったもの。前あわせになっていて、紐で縛るタイプはフィンランドではとっても珍しくて、私達は着物スタイルのベビー服と呼んでいます。この夏、暑かったので、着せるのも手軽だしSiiriも涼しげでとても重宝しました。

オムツも換えやすいしね。

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