もう直ぐ寒くて暗い冬に、あったかベビーがやってきます。

ヴェサ(夫)の85歳のおばあちゃんサーラがベビーのためにウール手袋と靴下を編んでくれました。私の母のピルッカは竹のウールで小さな服を編みはじめました。1月はヘルシンキでもとても寒いので、暖かい衣類が必須なのです。

ベビーを迎えることは、色んなところにあったかを連れてきてくれますね。

日本では、生まれたての赤ちゃんにウールのものはあまり着せませんか?フィンランドでは普通なんですよ。写真もまた楽しみにしていてください。(^ー^)

先日ベビーベッドも購入。インターネットで中古品だけど、フィンランドでは有名なMuurame製。残念ながら今はベビーベッドの製造はしてないので、ネットで見つけられてラッキーでした。こちらはクリスマス頃組み立て予定。また準備ができたら写真でご報告を。

産休&育休の準備も着々と進んでいます。私は12月5日から産休に入る予定です。来年の9月までは少なくともお休み。でもフィンランドではその後、半年から1年間は更に休みをとる人が大半です。私はいつまで休もうかな。

仕事をするのもあと少し。でも時間はどんどん飛んでいきます。ちょっと疲れたかも・・・。

そんな中、実はロンドン出張にも行って来ました。

妊婦なのに、楽しい仕事をしてるって?それがかなりハードなスケジュールでもう大変。美術関係のカンファレンスに出席したのですが、講義が終わったらサンドイッチとフルーツとジュースを買ってホテルで食べるだけの毎日。ロンドン見物できると思ったのに。

でも最後の金曜日にはちょっとだけ時間があったので、ショッピングしちゃいました。収穫はナイスなマタニティウェア。(^^)v

今週は日本にもスウェーデンのH&M旋風が巻き起こっているとか。
そんな中、今週ヘルシンキには日本旋風が?!

上の写真は、Papperというヘルシンキ市内で配られるフリーマガジンの一ページ。今週号の特集はなんと日本。記者とカメラマンが6月に名古屋、東京、京都、大阪を取材して記事を書いたんですよー。ちなみに、このblogの訳者であるとしさんが名古屋でガイドを務めました。

こちらは、ヘルシンキを走る路面電車(トラム)と葛飾北斎のポスター。ヘルシンキのナショナルギャラリーで先週の金曜日から北斎と広重のエキシビションが始まりました。『Hokusai & Hirosige ? On a Journey to Edo』
早くみたいですねぇ。

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そして、もう一つのエキシビションが、『Black and White - Classics of Japanese Photography』。第二次世界大戦後に活躍した写真家による写真展です。日本の都市の景観や生活様式。伝統的な日本の生活様式とその変化を写してるとのこと。
(訳者注:ん?白黒写真を持っている女の人の服、着物??んー??)

次回はお待ちかね、ベビーの話題を予定しています!

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はじめまして。カティです。

私たちは先月、結婚一周年を迎えました。

去年の8月に結婚して、それから秋には日本に新婚旅行、春にはラップランドでスキー、初夏には列車でロシアに行ったりと楽しい思い出が詰まった一年を過ごしてきました。今回は結婚記念に小さな島へ旅行をしてきたので、そのご紹介をします。

フィンランドの南に位置するBengtskärという島には、およそ100年前に建てられた古い石の灯台があります(左下の写真の建物)。今ではその灯台は6部屋オンリーのホテルとして改修され、実際に泊まってきました。

部屋は簡素で修道院を思わせるほど。島はとても小さくて何もすることが無い。でもそんな全てが穏やかで美しい時間をつくってくれました。

中でも一番の思い出は、サウナ。夕暮れにキャンドルを灯して古いサウナに入れば、聞こえるのは窓の向こうに押し寄せる波の音だけ。すごくロマンティックでしょう?

ヴェサと知り合ったのは、5年前、ヘルシンキの一角にあるバーで。そして1年前に海辺のの古いVillaで50人ほどのゲストを招待した小さな結婚式を挙げました。

それからの一年は本当に素晴しく、特に日本へのハネムーンは今でも二人の間で話題にあがるほど。特に私たちは日本の温泉が大好きになりました。あんなにリラックスできて美しい施設は、フィンランドにはありません。もちろん、日本の自然や寺社、日本庭園の美しさもとても印象的。でも自販機とガラスケースの中に入った蝋細工のメニューにはちょっとびっくりしました。ユニーク!日本にはどこにでも自販機があるし、温かい飲み物まで自販機で買えるのが、私たちには驚きです。ガイドブックに載っていたジーンズを売っている自販機が見つけれら無かったのは残念だったけど。(^^ゞ

でも何といっても一番の出来事は、来年の1月に私たちが親になること。来年はベビーとの新しい暮らしがどんなになるか、今から二人で楽しみにしています。

今はプレママとして、のんびり過ごしていますが、フィンランドのマタニティやベビーの暮らしについて知りたいことがあれば、是非コメント送ってください!

お待ちしてます☆

フィンランドでは、結婚記念日にはジュエリーや花などを贈ります。またレストランでディナーを楽しむのも一般的です。

25年目にはSilver Wedding Day、50年目はGold Wedding Dayがあって、日本の銀婚式、金婚式と同じですね。でもフィンランドには60年目のDiamond Wedding Dayがあて、SilverやGoldと同じようにちゃんとお祝いします。

他にも1年目はPapper Wedding day, そしてCotton, Leather, Ceramics, Tree, Suger, Woolと1年ごとに続いています。このPapperから始まる1年毎の記念日は、欧米などで広く用いられているもののようですが、途中の名前は地域によって色々違うようです。

フィンランドでも25年目、50年目、60年目以外は特別なお祝いをしないようですが、カティさんいわく、「1年目は紙で作ったプレゼントを、2年目はコットンで、そしてダイヤモンドを手に入れるには60年一緒に過ごさなくてはね。」だそうです。

思わず、身の程わきまえず、10年ごときでスィートテンをねだろうと思っていたわが身を反省・・・。

8月のフィンランドの気候は、本当に気持がいいです。日本の北海道に留学していたフィンランド人が、ヘルシンキと気候が似ていて過ごしやすかったと言っていました。

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