更新がなかなかできなくて、すいません。クリスマスからニューイヤーにかけて、すっかりのんびりくつろいで過ごしました。だって。マタニティなんだもの。(言い訳、言い訳・・・)
もう1月。暗ーい12月に比べて、ぐっと明るくて美しい季節になりました。気温はここヘルシンキでも、マイナス12℃とかですが。
ベビー誕生を控え、やっと購入した新しいカメラで、海岸の氷の花を撮影してみました。

日本の皆さんは、どんなクリスマス、お正月を過ごしましたか?
私たちは、まずクリスマスにVesa(夫)の両親の家で3日間過ごしました。食べて食べて。休んで休んで。それから大晦日には、Hanna(姉)の家で過ごしました。また食べて食べて。
それ以外にも伝統的な行事もしましたよ。馬の蹄鉄の形をした、非常に小さな金属片を一度高温で溶かしてから、冷たい水の入ったバケツに入れます。そのときにできる形で今年を占うのです。私は馬のような形になりました。Vesaは日本の形に!
Happy new year 2009!!
毎日毎日、暗い日々が続いています。物理的な話。
だからこそ、私たちは家の中で沢山のキャンドルを灯し、クリスマスについて毎日思いを馳せる様になるのです。

今は外の雪明かりが、ちょっと心を和ませてくれますけどね。
なかなか暗くていい写真が撮れないが残念です。

先週の金曜日から、ついに産休がスタートしました。ベビーの誕生を待つためだけの時間ってワクワクしてココロオドル貴重なひと時ですね。
先週末フィンランドはとても活気づいていました。
私もその波に乗って金曜日はクリスマスバザー、その足で職場のクリスマスパーティに参加。このバザーはデザインフォーラムフィンランドという、こちらではとても有名なイベントの中で行われます。そこで友人のTerhiが可愛いクラフトのお店を出していたので、早速黄色いキャンバスの花のブローチを購入。それをつけてクリスマスパーティに参加してきました。写真はもちろん全て彼女の手作りです。


ほとんど全ての企業が、この頃にクリスマスパーティを主催します。大抵はレストランで開かれ、もうみんなめちゃくちゃに酔っ払います。深夜にはこれぞフィンランド人という姿があちこちで・・・。
そして土曜日、12月6日はフィンランドの独立記念日。私たち夫婦は姉のハンナ一家と過ごしました。大統領官邸で行われるパーティの様子を家でテレビで見るのが国民行事なのデス。ファッションチェックや同伴者は誰か、などあれこれ話しながら見るのが楽しみで。この日は2本のキャンドルを窓辺に灯すのも忘れずに。
今、私は妊娠34週と5日です。今までは2週間に1回だった検診も、これからは1週間に1回に。いよいよですねー。ベビーも毎日、力強い蹴りをかましてくれます。
冬の定番スープと言えばこれ。

サーモンスープ。
私の大好きな冬のスープです。ポテトとサーモン、クリーム、そしてdillという香草を散らしてあります。フィンランドではとてもベーシックなスープ。こちらも定番の黒いライ麦パンとバターと一緒にいただきました。
ヘルシンキの街はもうクリスマス一色。クリスマスイルミネーションで彩られ、クリスマスソングが溢れています。もちろん、どこのお店に行ってもサンタがいます。
(サンタの国でこれって微妙?)
ついに、待望の雪です。雪が降ると外が明るくなるので、皆雪が降るのを心待ちにしてました。
そんな中、朝から海岸近くに出かけて、バーベキューをしてきました。姉のハンナ家族と一緒です。

バーベキューといっても、ソーセージだけの簡単なもの。手軽に温かい食べ物を取るにはこれが一番。写真は近頃ほんとにお腹の大きな私と甥のEdvinです。
手にしているのは、この時期のフィンランドに欠かせないクリスマスの暖かい飲み物。温かいワインで作ることが多いですが、これはもちろんアルコールフリー。黒い干しぶどうジュース(もしくは熟成されたワイン)とスパイスで作ります。(残念ながら)ワインをジュースに変えることはありますが、「赤くて温かくてスパイシー」が基本です。
雪が降ったら、これを飲んで温まります。
クリスマスももう直ぐそこに。